”みぞおち”の痛み ~玄米を正しく美味しく食べる~

気づき

2~3日前から”みぞおち”が痛い。
朝から寝るまで、食前も食後も、立っても座っても横になっても痛い。昨日は通勤途中で利用する自転車で、道路の凸凹が痛みを強くする。
寝ている間にお腹が冷えたのかと、お腹を暖かくして寝ても痛みは一向にひきません。

なんでだろう?と一生懸命考えた挙句、たどり着いた答えが”玄米”。
本来、体に良いとされる玄米に辿り着いた理由が私の食べ方にありました。
私は大の玄米ファン。一年程前から食べ始めたばかりですが、今では柔らかく、甘い白米が少し苦手に感じます。

初めの頃は玄米:白米=2:1でしたが、白米を混ぜて炊くメリットをあまり感じなくなり、この数か月は完全に玄米のみで食するようになりました。ちょうどその頃からか、あまり消化されていないのかな?と思う事が時々あり、ごはん茶碗2杯分位は食べているのに全く体重が増えていないのも不思議に思っていました。

8月末、9月末と腰痛で苦しんでいた ちょうどその時、今回と同じ”みぞおちの痛み”が起こっていました。内科や婦人科で検査をしても異常なし。なんでだろう?と分からないまま治まってしまいました。
そして今回。
やっと、今までと違う事=玄米100%に思い当たりました。

以下はある医師による一つの意見ですが・・・

「植物の種は不老不死であり、芽を出すその瞬間まで、永遠の命を眠らせておけます。
それは、種の命を守る成分アブシシン酸があるから。
アブシシン酸は、種の中の胚乳を、酸化から守る働きをしています。
このアブシシン酸が人体に取り込まれると、体内で「酵素阻害剤」として働き、これが消化不良や下痢など、体に悪影響を及ぼします。

それだけではありません。
膵臓がんを引き起こす可能性もあるのです。

『酵素阻害剤でおおわれた種を食べることは、10円玉を誤って飲み込むことと似ています。10円玉が小腸に入ってくると、それを消化しようとして膵臓から膵酵素が出ます。しかし、10円玉は溶けるはずはなく、膵臓は必死に膵酵素を出し続けます。その結果、膵臓は疲弊し、腫れあがり、炎症を起こし、やがて膵臓がんの病巣となります。飲み込んだ10円玉は数日もたてば便に混じって出ていきますが、酵素阻害剤入りの種を毎日食べ続ける影響は甚大です。
56歳の若さで膵臓がんで亡くなったスティーブ・ジョブズは、生のアーモンドを常食していたといいます。生アーモンドには玄米と同じくアブシシン酸が含まれており、私は、酵素阻害剤が膵臓がんの一因ではないかと考えています』」

上記とは異なり、アブシシン酸が人体に無害だという見解もありました。私は専門家ではないので真偽の程は分かりませんが、一理あるなと納得するところもあります。ただ玄米そのものが毒なわけではなく、その有害だと言われる部分を除去すれば、メリットは余り有ります。そこで、その有害部分だけを除去するにはどうしたら良いのか?ありました!それは『炊く前に17時間水に浸すこと』文献によっては12時間でもOKでした。

種は、長時間水に浸すと発芽します。種が発芽することで酵素阻害剤は代謝され、無害なものになるそうです。17時間の浸水で、発芽スイッチがオンになり、アブシシン酸が消えるというわけです。また、炊き方も圧力鍋で炊くと120度以上になり、玄米中の糖質とたんぱく質が結びつき、発がん性を持つ猛毒の糖化物質・アクリルアミドができるので、それを避けるために炊飯器で炊くのが良いそうです。(炊くときには新しい水を使います)
私は炊飯器で炊いていましたが、水に浸したことがありませんでした。

さっそく昨晩からやってみました!
帰宅してすぐに玄米を水に浸し、朝起きてスイッチをオンにしました。今日のお昼は水に浸してから炊いた玄米ご飯です。気持ちふっくらしているかな?という感じで触感はプチプチのまま、以前と変わりなく美味しく頂きました。

”みぞおちの痛み”から玄米について調べる機会を少し頂きました。たとえ痛みがそのままでも、これはこれ。良いことを教えて頂きました。体に良いとされる食べ物には、それ相応の強い作用や他の物との食べ合わせなど、調べてみればまだまだたくさんあります。いろいろ調べて、いろいろ試して、50過ぎても『まだまだ、だなー』と考えています。

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