人は何かに失敗し後悔することがある。
小さな後悔なら日常茶飯事かも知れない。でも、その分すぐに忘れることが出来る。
大きな後悔は別。何日も何か月も、時には何年もその思いに囚われて、過去にも戻れず先にも進めず、心がずっとそこに留まってしまう。
本当に苦しい。でも、必ずそこからの出口があるはず。逃げずに深く考えてみようと思う。
まず、そもそも後悔とは後で悔やむこと。つまり、あの時あーしていれば良かった。あの時あーしなければ良かったと、以前のことに対して今だから悔やむこと。今なら分かる、今なら見える、今ならこうすると言える。でも・・・その時は分からなかった、見えなかった、こうしなかった。今の自分が前に戻って教えてあげたい、ちょっと変えたい、でも出来ない。それが悔しい、辛い。
でも、待って。
以前の私に戻ったら、私の状態もそのまま。分からない状態、見えない状態、出来ない状態、そのまんま。
つまり、その時の私にはそれしか出来なかった。それしか選択できなかった。その時には可能な限り最高の選択をしていた。何度戻っても、前に戻れば同じことを繰り返す。あの日、あの時、あの場所にいて、『これが最善』と考えた私は、唯一無二の存在。
例え結果が失敗だったとしても、全力でぶつかった私の結果。失敗だったなら、『私の力が足りなかったんだ』って素直に受け入れてみようと思う。
その代わり・・・
『受け入れてみよう』と今、考えてブログを書いている私もまた、唯一無二の存在。数時間後、数日後、数か月後の『未来』からみると、今は『過去』。
私には『過去』は変えられないけど『未来』は変えられる。未来に後悔しない為には、未来から見ても『最善だった』と思えるように、今この時に私の全ての思いを注ぐ。
これが出来たら、今度は『何故わたしは後悔をするのだろう?』と考えてみようと思う。
自分が何を望んでいたのか、何をしたかったのかを考えて、自分の望む幸せを見つけてみたいと思う。
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