創造的プロセス

気づき

人は、何かを「持って」いれば、何かができる、そうすれば何かに「なれる」と信じている。
ニール・ドナルド・ウォルシュの『神との対話』からの一説。

人の意識では「所有」があって、「行為」があって、「存在」が成り立つ。本の中でニールと対話する神が言う。「『もう少し時間があれば・・・、もう少しお金があれば・・・、もう少し愛があれば・・・幸せになれる』という人を見てごらん。」
その人は今幸せでないと思っているから、自分には時間が足りない、お金が足りない、愛が足りないと感じている。逆に、今自分を幸せだと思っている人はどうだろう?大事なことをする時間、必要なお金、一生続く愛を持っているかのようにみえる。

『精神の状態はすべて、物質的なかたちで再生産される』つまり、ここに『引き寄せの法則』が成立する。

世の中には、苦しみ・悲しみ・孤独な人が沢山いる。本当に幸せでない人はどうしたら良いのだろうか?物質的な良いものが再生産される機会はないのだろうか?
この問いにも答えがあった。

『自分が幸せな人間であるかのように振舞えば良い。』自分がまず幸せな状態になり、次に『人にもその幸せを分け与える。』なぜなら、人は持っていないものを他人に与えることは出来ない。与えることが出来るという事は、つまり、自分が持っているという事。そして、あなたの精神もまた、新しい結論を出す。与えることが出来るなら、きっと私は持っているんだろう、と。こうして、振舞った状態があなたの真実となる。

これが『創造的プロセス』である。
たくさんの人がこのプロセスを逆に進んでいる。それでも良いのかも知れない。でも、こんなに上手く出来た仕組み、知らないのは勿体無いと思う。

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