宇宙は厳しい
宇宙は常に私たちをテストしている。私たちが常に階段を上っているか、何かにチャレンジしているか、何かをやり遂げたかをしっかりと見ている。
階段を上っていれば後押ししてくれるが、そうでなければ応援をしない。
やり遂げた時には大きな贈り物を届けてくれるが、私たちが怠けているのを見るとそれに見合った課題を届ける。
私たちが心の内側で何を考えているかをちゃんと知っている。どんな結果になろうとも、その人がどんな意図でそれを行ったかによってのみ、宇宙からの関与に影響を与える。
好ましくない意図を見つけると、それを容赦なく表出させる。
私たちがそれを隠すことを許さない。
宇宙はしつこい。私たちが忘れてしまったずっと前の事を今も覚えている。
私たちが考え、学ぶ時間を十分に与えたのち、ある日突然そのことを目の前に投げかけてくる。
そして、何年も何十年もたったのち、私たちは知恵を得る。
私は最近『宇宙の法則は恐ろしい』と感じるようになってきた。少なくとも、最初に宇宙の法則を知った時のような、大らかな柔軟さは影を潜めてしまった。
次から次に様々な事が起こり、出来る事なら宇宙の法則から逃げたいとさえ思う。
そんな私の考えを一掃するメッセージがまた届いた。
『大変な時こそ、私のそばにいなさい』
神との対話(ニール・ドナルド・ウォルシュ著)の中で神が語る。
私たちは楽しいとき嬉しいときは何でも出来る。何をするのも簡単で素早い。身体も心も軽く、自分で自分を動かすことはいとも簡単。実際は出来なくたって気にしない、のかも知れない。
でも、そうでない時は?
何をするのも決心がつかず、何だかんだ理由をつけては先送りしようとしてしまう。身体は重く、怠惰になる。他人の手を借りるのも面倒な時がある。
『大変な時こそ、私のそばにいなさい』
今の私にとって最も現実的な言葉。繊細な優しさではないが、深い慈しみを感じる。
見たこともない相手なのに、尊厳さを感じる。
「はい」と生返事は出来ない。ただ黙って言葉通りに、『そばにいる』だけ。
でも、これだけは忘れてはいけない。
『ありがとうございます。』
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