量子力学の講習を受けに行ってきました。
先日、量子力学的カウンセリングというものが存在することを知りました。ある方がそこで「引き寄せの法則」と「相手をジャッジしてはいけない」と言う事をしっかり学んだそうです。私自身、言葉ではわかっていてもまだまだ成功体験が乏しく、もっと深く理解したいと考えていました。
量子力学とは全ての物質を形成する原子より更にミクロな素粒子についての学問です。これは私達が実際には肉眼で見ることが不可能な波動として存在しています。そして、この目に見えない世界が人間の根本(=思考をコントロールする)を解明するものとして最近特に注目されているのです。
今回の講習会では相手とコミュニケーションをとる上で、相手の潜在意識にどう働きかけるか、また相手が『嬉しい』と感じる接し方についてを学びました。人は『嬉しい』と感じると、エネルギーが上昇します。最初の印象でその人のエネルギーを上げ、それがその人の潜在意識に届く接し方をすると、その後の関係がスムーズに進むという流れです。
人には『感情』を司る右脳と『理論・理屈』を司る左脳とがあります。それを利用し、最初に挨拶をするとき相手の左目の黒目の中の光(星)を3秒間見つめるだけで、相手は喜びを感じるそうです。「なるほど」と思いました。
私はいつも無意識に相手の右目を見ていることに気づきました。確かに・・・相手がどうゆう人か、私のことをどう思っているかを知ろうとしていました。意識して相手の左目を見て挨拶をすると、自分の中に何の考えも浮かびません。ただありのままの相手を見ることが出来る事に気づきました。
また、『第3の目』と呼ばれる左右の眉の間の点、これもコミュニケーションでは有効です。相手の真意を把握し判断しなくてはいけない状況では、相手の『第3の目』を見つめて話を聞いていると、相手の話が自分の細胞に入り、きちんとした判断が可能になるとの事でした。『感情』と『理屈』、そのどちらかに偏ったものではなく、双方を同様に見ることが出来るという事でしょうか。
親と子の関係が潜在意識に影響する点について。これも一般的には子供は親からの影響をごく自然に受け取り、その関係性・類似性は必然的なものだと言われています。しかし、実際には子供が親から必然的に受け取る、いわゆる『アクセル』と『ブレーキ』はそれぞれ全体の6%と4%、合計で10%でしかありません。あとの90%に関しては60%が環境、残りの30%は実はその子自身の可能性だと言うのです。つまり子供には自ら自分を創り出すエネルギーが全体の30%もあるのです。そこに対して親がどう関わるかによって、子供の可能性を伸ばすか壊すかが決まるのです。大人からは一笑されてしまう子供の夢や想像は、実はこの子の持って生まれたエネルギー。無限の可能性なのです。
最後に潜在意識に深く浸透するコミュニケーション法の一つに『混乱法』がありました。これは、後戻り出来ない瞬間に吐かれた言葉は相手の潜在意識に入る、と言うものです。具体的に言うと、親は時々食事中に子供にお小言を言ったり、説教したりします。子供がご飯を飲み込む、ちょうどその時に親が言った言葉を子供はご飯と一緒に飲み込んでしまいます。潜在意識に深く入り、子供自身の中に負のイメージを植え付けてしまいます。これは夫婦間でも恋人同士でも同様で、楽しくない関係や嬉しくない関係を作ります。ですから、食事の時間は意識的にプラスの会話、プラスの考えを共有することで、良好な関係を創る事が出来るのです。
その他にも夫の嘘を見抜く方法や潜在意識が表現してしまう負の行動についての話もありましたが、今回、私はあえてプラスの部分だけを持ち帰りました。私は自分が幸せに感じるものを『引き寄せ』、他人との良い関係を創っていきたいと願っています。『相手をジャッジ』する手段は今は意識して手放そうと考えています。
来月は【言葉の影響】について学びます。自分が発する言葉が相手にどう影響するかをしっかり学び、自分の言葉の重みをもっともっと強く意識できるようになりたいと考えています。
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